私たちの地域で、誰もが幸せに暮らしていくために何をしたらいいのか。
普段の暮らしの中の生活課題を解決していくためにはどのようにすればいいのか。
生活課題から福祉課題に気付き、そのことをさまざまな人とともに考え、実際に行動するための力を育むことが福祉教育です。一人ではなく皆で話し合いながら実践していくことで、人と人との関わりについて考えるきっかけとなり、他者の生活課題を「他人事」とするのではなく、「自分事」として身近な福祉課題として意識してもらうことが大切です。
福祉教育は、一人ひとりが地域の生活課題・福祉課題に気付き、共有し、その解決に向けて協働していく、「気づき」と「つながり」のプロセスです。このプロセスは、地域福祉を推進していくために重要なものであり、「地域住民の豊かな成長」と「地域福祉の推進」という2つの側面があります。
この2つの側面を基に、「学校教育の場」「家庭教育の場」「地域教育の場」の3点から、福祉教育を推進しています。